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永田治子さんの個展

昨日は知り合いの永田治子さんの個展に行ってきました。毎年二科展で見させていただいていますが、今回の個展は画家の個展と言うより、画家とデザイナーが一緒に行ったようなそんな感じのした展示会でした。

キャンパスの大きさ、空間の間、レイアウトの位置、色使いなど、単なる画家と言っては申し訳ないと思うくらい、この画廊の空間を計算して制作そしてレイアウトされていました。いつも画家として、デザイナーとしての永田さんを尊敬していますが、今回はさらにすばらしい構成でした。今日で展示会が終わってしまうのがもったいないくらい、もっと多くの方に見ていただきたかったと思います。特に目を引いたのが細長いキャンパスに描かれた絵でした。このようなサイズの絵画を見たことがなかったのと、この寸法が住宅の中にストンと入り込める不思議なサイズでした。永田さんがきっと何日もかけてこだわりぬいて考えた規格だと思います。永田さんはどんな仕事に対しても常に自分が納得するまでこだわりぬいて仕事をされています。そんなに予算をもらってないのに大丈夫かなと心配になりますが、このスタンスはいつも変わりません。本当に尊敬できる方です。

久しぶりにいい空間に身をおかせていただきました。 0105.jpg

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