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東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー2010 その2

前回に引き続きガーデンショーで私たちの植栽した写真の追加と気になったところを2点アップさせていただきます。

赤の空間のチャレンジは、とても興味深い空間になったと思いますが、もう少し進化させるとよりおもしろい空間ができあがる気がしてきました。今回は準備する時間が足りなかったため、植物の高低差を表現できなかったので、もう少し植物を育てて本来の大きさの基で表現してみたいと思います。

気になったのは、この門の屋根ですが、杉の幹を薄く剥いだ物だそうです。木目が美しく、この波打った表情がすごく良かったです。昔は手で剥いでいたので、ここまで薄くなかったそうですが、今は機械でここまで薄く剥げるようになったそうです。この屋根のカーブも何日もかけて曲げたそうで、デザインすべてが収まっていました。柱の殴り仕上げもこの門にあった仕上げとなっていました。

この黒い壁。とても気になりました。炭を土に混ぜて作った物なのか?どうやって作ったのかすごく興味深い仕上げでした。バラのピンクと黒い壁がお互いを引き立て合っていました。奥の版築の仕上げも良かったのですが、とにかくこの黒い壁が気になります。今回はいろいろな作品が見られたことと日本の伝統技術を数多くみられたことがとても良かったと思います。日本人の心の中に宿っている精神が日本庭園にたどり着いたのだと思いました。日本庭園は、心が落ち着きます。

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