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原種のチューリップ

今日はガーデンケアに行って、久々に原種のチューリップ クルシアナ・シンシアを見ることが出来た。

今年はいつもより少し日程を遅らせたので、この可憐な花に出会うことが出来た。

原種のチューリップは、品種改良したものと違い、植えっぱなしでも5年から6年は大丈夫。もう7年咲き続けているお宅もある。特にこの原種のチューリップに惹かれるところは、清楚で他の宿根草などと組み合わせても、なじむことである。チューリップだけが目立ちことはない。そして朝の顔、満開の昼の顔、夕方の顔と1日で3回の違った顔を見せてくれる。植えるときは、手に入るだけ取って70cmほどのところから手を広げて、落ちたところに植え付けると自然な感じで適度に散らばってくれる。意図的に植え付けると、やはり作為が感じられる。この魅力を教えてくれたのは、ポール・スミザー氏。彼とは以前一緒に仕事をさせてもらい、イギリスのすばらしさや宿根草のすばらしさを教えてくれた。ポールは長野へ移り住んだので、もうあまり会うことはないが、書籍や講演会のチラシをみて、着実に活躍の場を増やしているのがわかる。彼の昔語っていたことを実現していっているなと、僕もがんばらねば。

原種のチューリップやシラーを見るとついポールの顔を思い出す。

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