東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー2010
残念だったのは、審査の日に雪が降り、最終日近くまで寒かったことで、樹木の葉の展開が遅れてしまったことや宿根草が一部駄目になった物があったことです。ティアレラ・スプリングシンフォニー と紅花サンザシが一番好評でした。
原種のチューリップ
今日はガーデンケアに行って、久々に原種のチューリップ クルシアナ・シンシアを見ることが出来た。
今年はいつもより少し日程を遅らせたので、この可憐な花に出会うことが出来た。
原種のチューリップは、品種改良したものと違い、植えっぱなしでも5年から6年は大丈夫。もう7年咲き続けているお宅もある。特にこの原種のチューリップに惹かれるところは、清楚で他の宿根草などと組み合わせても、なじむことである。チューリップだけが目立ちことはない。そして朝の顔、満開の昼の顔、夕方の顔と1日で3回の違った顔を見せてくれる。植えるときは、手に入るだけ取って70cmほどのところから手を広げて、落ちたところに植え付けると自然な感じで適度に散らばってくれる。意図的に植え付けると、やはり作為が感じられる。この魅力を教えてくれたのは、ポール・スミザー氏。彼とは以前一緒に仕事をさせてもらい、イギリスのすばらしさや宿根草のすばらしさを教えてくれた。ポールは長野へ移り住んだので、もうあまり会うことはないが、書籍や講演会のチラシをみて、着実に活躍の場を増やしているのがわかる。彼の昔語っていたことを実現していっているなと、僕もがんばらねば。
原種のチューリップやシラーを見るとついポールの顔を思い出す。
山梨へ植物を買いに行く
昨日は、植物を買いに山梨県の小淵沢へ出かけた。4月中旬から始まるイベント用の植物を買いに出かけたが土曜日ということもあって高速道路は結構混んでいた。小淵沢で高速を降りると先程の高速道路の状況と違い、嘘のように道路が空いていた。まだやっと芽吹き始めたカラマツを見ながらナーサリーに到着。うーんやはりここは、東京都比べるとかなり寒いので、温室の植物もまだまだ芽吹いたばかりの物が多かったが、リグラリヤ、ブルンネラ、ヒューケラ、シモツケなどカラーリーフとしても楽しめる物を90potほど買い込む。せっかくここまで来たので、清春白樺美術館と白州へ寄ってから帰ることにする。
以前行ったときの思い出で清春白樺美術館の周りにサクラが植えられていたので、少しは花が咲いているかと思い寄ってみたのだが、もう少しで開くかな?といった感じで来週の日曜日くらいが見頃と思われる。でも桜の幹と道路に落ちたサクラの陰だけを見ただけでも満足。この幹をじっと見ていると自然の作った芸術のようだ。清春から白州へ行く途中の川が白くて幻想的な雰囲気だったので、車を降りてシャッターを切る。昔子供の頃に入った硫黄のお風呂の色に近かった。あせもが出来たときによくお風呂に入れて入ったことを思い出した。あせもが出来て無くてもこの硫黄のにおいが好きでよく入ったものだ。
白州の道の駅にある植木のショップに寄ってみる。「白州花壇」でジンチョウゲの黒葉に見せられてつい衝動買いしてしまった。そのたいくつか買って10000円ですと言われ、そんなに買ったかな?と思いながらお金を払う。ジンチョウゲを買ったことで満足していたので、いくらかなど見てもいなかった。お店の人が、この植物を買ってくれた人がいた!と隣の店長さんらしき方と喜んだので、またまた満足。
今日事務所のスタッフにいい物買いましたね~と言ってくれたのですが。「スゴーイ7500円もする!」
通りで10000円もしたんだ。お店の人もこの金額で買ってくれた人がいると思って喜んだのかもしれないが、満足しているから後悔しない。
帰りは気分良く高速に乗って東京へ向かう途中で、富士山があまりにもきれいだったのでつい写真に納める。やっぱり富~士は日本一の~山 私の母が上京するたびに、「今日は富士山が見えたよ。」今日は見えなかった。」と言っていたことを思い出す。座る席も必ず富士山が見える方の席を指定して買っていた。